ICOラボ

ICO投資をはじめるならチェックしておきたいマイイーサウォレット(MyEtherWallet)の基本的な使い方

2018.01.10

MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とは?

ICO投資ではイーサリアム(Ethereum)をはじめるなら、マイイーサウォレット(MyEtherWallet)を作成しておくと便利です。ICOプロジェクトの多くはイーサリアム上でトークンを発行しています。マイイーサウォレットを使用することで、それらのトークンを一括で管理することが可能となります。また、マイイーサウォレットではイーサリアム及び、イーサリアムクラシックを保管しておくことも可能です。

マイイーサウォレットでウォレットを作成する

①注意事項を確認

早速、マイイーサウォレットでウォレットを作成していきます。まずはマイイーサウォレットの公式サイトにアクセスしてください。

アクセスすると注意事項などが表示されるので、よく読むようにしてください。特に「MEWを騙る詐欺サイトに行って、暗号鍵や、暗号資産を盗られてしまったら、誰も取り返したり凍結することはできません。」と書かれていることからも分かるように、不注意で詐欺などのサイトに登録してしまうと暗号資産を取り戻したり、凍結したりすることができませんので注意が必要です。

②お財布のパスワードを設定

注意事項などを理解したあとは、ウォレットの作成に移ります。ウォレット作成にあたり、9文字以上のパスワード設定を求められます。よりセキュアにするために、英数字と記号の3種類を合わせて、20文字程度で作成するのがよいでしょう。パスワード解析ツールを使用して、「英字(大文字、小文字区別有)+数字」で10桁のパスワードを使用すると最大読解時間は約20万年になると言われている(IPAの記事より)ので、かなり強固になることがわかります。

③Keystore/JSONの取得・保存

続いてKeystore/JSONをダウンロードします。こちらのファイルをなくしてしまうと、暗号資産を失うことになりますので、十分に注意して取り扱ってください。英語の部分にも秘密鍵をなくした場合、再発行できないということや、バックアップをしっかりと行いましょうということが記載されています。

④秘密鍵の取得・保存

秘密鍵を使用してログインすることもできます。こちらも保存しておくようにしてください。秘密鍵の文字列を紛失してしまうと秘密鍵によるログインができなくなってしまいますので注意してください。

プリンターと金庫を用意できるのであれば、秘密鍵などの情報を印刷し、金庫に保管しておくというのも良いかと思います。ウィルスなどにより秘密鍵などの情報が漏洩するリスクがなくなるため、安全な保管方法の1つと言われています。

マイイーサウォレットへの主なログイン方法

上記まででウォレットの作成が完了しました。続いて主なログイン手法について紹介します。

Keystore/JSON Fileによるログイン

Keystore/JSON Fileによるログイン方法を紹介します。こちらの手法では最初に設定したお財布のパスワードとダウンロードしたKeystore/JSONを使用します。

  1. マイイーサウォレットにアクセスしたら、右上付近にある「お財布情報を見る」をクリックします。
  2. 左下にある「Keystore/JSON File」を選択します。
  3. 「お財布ファイルを選択」をクリックして、前段階で取得した「Keystore/JSON」を選択します。
  4. 「お財布ファイルを選択」の下のテキストエリアには、冒頭で作成した「お財布のパスワード」を入力してください。
  5. 上記のステップをすべて行うと、「アンロック」の色が濃くなり、選択可能になりますので、クリックしてログインしてください。

秘密鍵によるログイン

秘密鍵・privateKeyを用いてもログインすることが可能です。秘密鍵は単体でログインすることが可能ですので、管理は十分に注意して行うようにしましょう。以下の手順でログインすることが可能です。

    1. マイイーサウォレットにアクセスしたら、右上付近にある「お財布情報を見る」をクリックします。
    2. 続いて、左下にある「秘密鍵」を選択肢、表示されるテキストエリアに自身の秘密鍵を入力してください。
    3. 秘密鍵を入力すると、「アンロック」の色が濃くなり、選択可能になりますので、クリックしてログインしてください。

マイイーサウォレットの基本的な見方

ウォレットにログインすると上記のような画面になります。基本的な情報は右側に集まっていますので、そちらをチェックすることで、残高や所有しているトークンなどを確認することが可能です。簡単にそれぞれ紹介していきます。

      1. 文字どおりアカウントのアドレスです。仮想通貨を受け取る際に必要となります。銀行でいうところの口座のようなもです。
      2. こちらも文字どおりですが、イーサリアムの残高が表示されています。
      3. トークンの送出後に、トークン履歴などを確認することが可能です。
      4. マイイーサウォレットを使用して取得したICOトークンなどはこちらで残高を確認可能です。複数ICOに投資されている人はよくチェックしておきたい項目です。
      5. 保有しているイーサリアムのBTC(ビットコイン)、USD(アメリカドル)、CHF(スイス・フラン)、REP(オーガー)、EUR(ユーロ)、GBP(イギリスポンド)に換算値が表示されています。

マイイーサウォレットへの入金方法

マイイーサウォレットはbitFlyercoincheckのような仮想通貨取引所・販売所ではないので日本円から直接イーサリアムを購入したり、トークンを購入したりすることはできません。 各取引所で購入・交換したイーサリアムを送金することでウォレットでイーサリアムを管理することが可能となります。

上記画像はbitFlyercoincheckを利用して送金する場合のイメージです。送金アドレスには先述した「アカウントアドレス」を入力してください。

bitFlyerの場合

      1. ログイン後、サイドバーにある「入出金」をクリックしてください。
      2. 画面右側に表示される「ETHをご送付」をクリックしてください。
      3. 「イーサリアムアドレス」にマイイーサウォレットの「アカウントアドレス」を入力してください。ラベルは自分のウォレットだと人気できるものであれば自由に入力してください。
      4. 最後にページ下部にある送金数量などを入力して送金してください。

coincheckの場合

      1. ログイン後、「ウォレット>コインを送る」とクリックしてください。
      2. 画面右側に表示される「Ethereumを送る」をクリックしてください。
      3. coincheckは送信先を登録する必要がありますので、まず、「送信先リストの編集」をクリックしてください。
      4. ラベルと送信先アドレスの入力欄が表示されますので、マイイーサウォレットの「アカウントアドレス」を入力してください。ラベルはbitFlyerのときと同様に分かりやすいものであれば、なんでも大丈夫です。
      5. 送信リストの登録が完了すると、宛先として選択可能となりますので、マイイーサウォレットのアドレスをプルダウンから選択し、送金数量などを入力して送金してください。

マイイーサウォレットからのトークン購入方法

多くのICOプロジェクトではマイイーサウォレット経由でトークンを購入することができます。こちらでは一般的な購入方法について紹介しますが、実際にトークンを購入される場合は、各プロジェクトの購入方法をよく確認して行うようにしてください。

①Ether/トークンの送出を選択

マイイーサウォレットの上部にある「Ether/トークンの送出」をクリックして、お財布のロックを解除します。ロックの解除は今回紹介した2通りのいずれかで問題ありません。もちろん他の方法でロックを解除しても問題ありません。

②宛先アドレスを入力して送金

お財布のアンロック後は非常に簡単です。各ICOプロジェクトが指定している宛先アドレスを入力し、自身が送りたいイーサリアムの数量を入力してください。「ガスリミット」などにも指定があれば、そちらに従い入力をお願いします。「ガスリミット」の詳細については割愛しますが、イメージとしては手数料のようなものです。「データ」は基本的に使用することはないですが、プロジェクトごとに指定などがあれば、入力するようにしてください。

最後に「トランザクションの生成」、「トランザクションの送出」をクリックして作業は完了となります。宛先を間違えるなどすると送出したイーサリアムは帰ってこなくなりますので、十分に注意して作業を行うようにしてください。

取得したICOトークンの確認方法

マイイーサウォレットを通じて取得したトークンは、設定を行わないと数量の確認などをすることができません。各ICOプロジェクトごとに説明されているケースもありますが、自身で調べて行うことも可能ですので、その方法を紹介します。

①Ethplorerで該当のトークンを探す

Ethplorerにアクセスして、検索窓にプロジェクト名やトークンシンボルなどを入力します。いくつかサジェスト(候補の提案)が表示されますので、該当のトークンを選択してください。上記画像では、国内初の大型ICOプロジェクトとして話題となったALISを検索しています。

②カスタムトークンを追加する


上記画像の左に表示されているのがEthplorerで検索した結果となります。右側の画像はマイイーサウォレットにある「カスタムトークンを追加」というボタンをクリックした際に表示される入力フォームです。

Ethplorerに表示されている「Token Contract アドレス」「トークンシンボル」「ケタ数」をマイイーサウォレットに入力することで、取得したトークンを確認することが可能となります。

マイイーサウォレットで簡単にICOトークンを取得

以上がマイイーサウォレットの基本的な使い方となります。マイイーサウォレットを使いこなすことができると、ICOトークンの管理もしやすくなりますし、トークンの取得方法に悩むことも少なくあなると思いますので、ぜひ活用してみてください。

トップへ戻る